田中陽希と巡る、海と大地の山陰海岸ジオパークトレイル 3日間
2024.10.04(金)— 10.06(日)
山陰海岸国立公園
Overview
このツアーで
体験できること
山陰海岸国立公園は東は京都府京丹後市から、西は鳥取県鳥取市に至る約75kmの海岸部が国立公園として指定されており、山地が直接海に接するリアス海岸や海食崖など変化に富む海岸景観が特色の国立公園です。
今回の旅では、ザ・ノース・フェイスアスリート / アドベンチャーレーサーの田中 陽希さんと全国から集まったゲストとともに、鳥取砂丘や日本海形成の痕跡である奇岩や多彩な海岸地形を誇る山陰海岸ジオパークにトレイルを舞台に、トレッキングやカヤックなど多様なアクティビティを通じて地域の魅力を体感することができた旅になりました。
Daily Digest
ツアーのダイジェスト
当日の服装
雨上がりの湿った空気に風もやや強く、活動中は半袖や薄手の長袖の上に風除けのウェアを羽織るなど個々で調整が必要な気候であった。
鳥取空港/鳥取駅集合
お昼前に鳥取空港、鳥取駅とそれぞれにゲストが集まった。専用車に乗り込み最初の目的地である鳥取砂丘へと向かう。バスのなかで旅の特別ゲストである田中陽希さんからご挨拶があり、皆さんから拍手があがった。
鳥取砂丘到着後、山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンターへと向かい、ガイドから砂丘の話や風紋がどのようにしてできるのかを解説いただいた。
実験的な解説は非常に分かりやすく、目の前で変化していく光景に思わず「おぉ!」と声があがる。
解説後に実際に砂丘に行くとそのスケールの大きさに驚いた。馬の背と呼ばれるひと際大きな丘の向こうは日本海。雨の影響で風紋は発達していなかったが、ガイドに教えていただいた砂柱を多く見ることができた。
多鯰ケ池でカヤック体験
風の影響で波が非常に高いため、カヤック場所を多鯰ケ池へと変更。砂丘にほど近い多鯰ケ池は鳥取砂丘によってせき止められた堰止湖である。移動後、鳥取県自然体験塾の皆さんにカヤックの漕ぎ方などをレクチャーいただいた後、早速全員で漕ぎ始める。目標は周囲約4kmある池を一周。田中陽希さんはとても追いつけないスピードで縦横無尽にカヤックを走らせたり、カヤックの漕ぎ方を教えていただいたりと、「アスリートは違いますね。」とゲストも思わず声を漏らしていた。天候も回復しゆっくりとした雰囲気のなかで、初めての方もカヤックを楽しむことができた。

カヤックで横に並ぶのは至難の業であったが田中陽希さんの全面サポートもあり無事に全員でぱしゃり。
キャンプサイトに到着
1日目は浜坂県民サンビーチ・松の庭キャンプ場でテント泊。目の前に海が広がる松林のなか、思い思いの場所にTHE NORTH FACEのテントを組み立てる。準備後、夕食は近くにあるお食事処・渡辺水産で田中陽希さんとの会話も楽しみながら山陰の海の幸を堪能した。
当日の服装
気温が高く、日差しも強かったため日中は半袖でも十分。一方で日が落ちると急激に冷えるため、防寒着が必要であった。
テント撤収、そしてロングトレイルの出発地点へ
朝テントから出るとすっきりとした朝焼けが広がっていた。出発前にテントを片付け専用車へと乗り込み、山陰海岸ジオパークトレイルのうちコース21の出発地点である城崎マリンワールドへと向かった。
山陰海岸ジオパークトレイル コース21
かんなべ自然学校の前田ガイドと合流し、今回完歩を目指すコース21・22(全長約19.1km)について説明をいただいた。
午前は兵庫県と京都府の県境を通り、山道を越えるコース21からスタート。海を横目に出発し、日本海とともにある暮らしも感じながら田結湿地へと歩みを進めた。田結湿地は一度絶滅したコウノトリが野生復帰した場所でもあり「見れると良いですね。」と話をしていると、なんと1羽のコウノトリに出会うことができた。サギよりも体が大きく、優雅に舞う姿に全員が釘付けとなった。
「地域の方が協力してこの豊かな環境をつくり維持しているんです。」と前田さんが仰るとおり、湿地を歩くとカエルや小魚、カニなど湿地の生き物が多く生息していた。
田結湿地を抜けると県境超えの山道へと入る。一気に標高を上げる登りに疲れもでるが、田中陽希さんが列を行ったり来たりして声をかけてくださりモチベーションを高めてくれる。その体力は流石アスリートである。
県境を越え山を下ると再び海が見えてきた。コース21を全員で完歩した後は久美浜のお食事処・浜幸にて名物の海鮮丼を堪能。午後に向けて体力を補う。

山陰海岸ジオパークトレイル コース22
コース22は北近畿最大のロングビーチを歩くコースである。日本三景の一つ「天橋立」に似ていることから「小天橋」と呼ばれている日本海と久美浜湾を分ける砂州を歩いていく。なだらかな弧を描く白砂の海岸線がとても美しかった。途中靴を脱ぎ海に足を入れることができるのもこのコースの魅力である。

終点の夕日ヶ浦では、夕方から田中陽希さんのトークライブを開催し、県内外から多くの方に足をお運びいただいた。今まさに歩いてきた山陰海岸ジオパークトレイルのお話やグレートトラバースの思い出などをお話いただいた。
当日の服装
前日と同様気温が高く、日差しも強かったため半袖でも十分な気候であった。
京丹後市 八丁浜
世界規模の環境問題である海洋ゴミ問題に対し「はだしで遊べる海を未来につなぐ」を目標に掲げビーチクリーンやプラスチックゴミのアップサイクルに取り組む八隅さんとともに、その活動の一端に触れさせていただいた。
先ずは八丁浜のビーチクリーンを行い、その後プラスチックアップサイクルを行っている事務所へと伺いPrecious Plasticの取組を見学した。Precious Plasticはオランダ生まれの個人でできるプラスチックリサイクルのオープンソースプロジェクト。小さな機械を手作りして始めることができるという。八隅さんも実際に自身で機械をつくりアップサイクルを行っている。自然環境のため、子どもたちのため、未来のために強い思いで楽しみながら活動を行う八隅さんの講義に強く心を打たれた。

THE NORTH FACE 京丹後店へ
最後に山陰海岸国立公園内に位置するTHE NORTH FACE 京丹後店へと立ち寄った。「パフォーマンスウェア」「キッズ」「キャンプ」をキーワードに、幅広いアイテムが取り揃えられている。
セレクトショップ「Bshop」とのコラボレーションストアであり、2階のBshop 久美浜店では長く愛用できるものから都会的なアイテムまでを厳選して取り揃えている。

豊岡駅にて解散
豊岡駅にて挨拶を済ませ、解散。
旅を振り返ると 鳥取砂丘をはじめとする壮大で豊かな自然や山陰海岸ジオパークトレイルを歩いて感じた人の暮らし、そして環境問題について考える機会にもなった今回。田中陽希さんがみてこられた各地の様子や体験談がより旅を深化させてくれた。アスリートと旅する思い出深い3日間を思い返しながら帰路へとついた。