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霊峰・白山がもたらす恵み
山岳信仰の“素”に触れる

白山国立公園 染谷 祐太郎
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霊峰・白山がもたらす恵み
山岳信仰の「素」に触れる

Hakusan National Park

白山国立公園は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがっている。その中心にあるのは古くから山岳信仰の対象であった白山連峰。豪雪地帯で知られ、北西の季節風によって標高500m以上の山地にもたらされる雪の量は年間約6億トン。とうぜん冬は厳しいが、それと同時に、その雪解け水が豊かな里の生活を支えてもいる。白山に登り、山麓の暮らしに触れることで見えてきた、山岳信仰の姿。

  • 案内人
  • 染谷 祐太郎
  • 案内地
  • 白山国立公園

01 登ることで自然と生まれる山への畏敬

撮影 木本 日菜乃

櫻井 卓

Guide

染谷祐太郎さん
環境省 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所 自然保護官

「白山自然保護官事務所」に勤務し、自然保護官として白山の登山道整備や自然保護活動に従事している。今年白山国立公園は指定60周年を迎えることもあり、セミナーでのトークイベントなどにも積極的に参加。4県に跨がる、広大な白山国立公園を担当しているということもあって、文字通り東奔西走の日々。

People

平野彰秀さん
「NPO地域再生機構」の副理事長として、2007年から石徹白の小規模水力発電計画を開始。2011年に岐阜県から石徹白に移住し、地元住人と移住者が一体となった自然エネルギー作りに取り組んでいる。奥さまの馨生里さんは、里で唯一の洋品店である「石徹白洋品店」を経営している。

大西琢也さん
2017年に石徹白に移住し「石徹白地区地域づくり協議会」に所属。子どもや大人を対象とした自然体験活動を25年実践しつつ、石徹白地区での視察受入、企業研修、観光、移住のコーディネートも手がけている。白山信仰へのリスペクトも強く、美濃、加賀、越前の3つの白山禅定道を踏破。現在、自身初となる著書の出版準備中。

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