森の恵みと地域が育む景観美
乗鞍を楽しむサイクリング 2日間

中部山岳国立公園は、日本を代表する山岳景観を誇り、切り立った岩壁、深く険しい渓谷、高山帯のお花畑やライチョウ、夏まで残る雪渓や溶岩台地など、多彩な山岳景観を呈しており、訪れる人々を魅了している公園です。今回のツアーでは、最南部である乗鞍高原を起点に様々なアウトドアアクティビティを通じて豊かな自然を満喫します。

【1日目】　08.31(土)
松本駅集合後、専用車で乗鞍高原へ向かいます。到着後、ネイチャーハイキングに出発します。道中では火山活動によって形成された独特な地形の上に広がる美しい森を楽しみながら歩きます。静かな牛留池、壮大な善五郎の滝を経由してトレイルヘッドへ向かいます。その後、アウトドアスクールを運営しているノーススターで翌日のマウンテンバイクトレイルに備えて電動アシスト付きのE-マウンテンバイクの乗り方を教わります。夕食後は、乗鞍の夜を楽しむ薪割り焚き火体験があります。天気が良ければ満天の星空が楽しめます。宿泊は、楢ノ木や白樺といった木々に囲まれ、自然を満喫できる温泉旅館、ピーポロ乗鞍です。旬の食材をふんだんに使った料理を堪能します。
●アクティビティ／ネイチャーハイキング、マウンテンバイク、焚き火体験

【2日目】　09.01(日)
早朝、E-マウンテンバイクで湖畔へ移動し、湖畔でのモーニングを楽しみます。その後、既存の登山道や遊歩道とは別に、スキー場内の作業道やかつて林業のために作られたトロッコ道などを整備した、国立公園初のマウンテンバイクトレイルを駆け巡ります。ノーススターに戻り、乗鞍の保護と利用の好循環を目指す仕組みとして導入された、修景伐採木を活用した白樺コースターを作成します。ツアーの最後には、休暇村乗鞍高原にて、乗鞍高原で唯一の泉質を持つ温泉で旅の疲れを癒していただきます。ツアー中には現地の環境保全の取り組みに関するレクチャーも随時行われます。国立公園が抱える「保護と利用のバランス」を見事に保つ地域のストーリーもぜひお楽しみください。
●アクティビティ／マウンテンバイク、白樺コースター作り