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繋いで行く 悠久の歴史

吉野熊野国立公園 髙木 智英 / 東 達也 / 山西 秀明
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繋いで行く 悠久の歴史

Yoshino Kumano National Park

吉野熊野国立公園はコンテンツが豊富だ。正直言って、どこを掘り下げていっても興味深いものになるのは分かっていた。
環境省の方々とも相談を重ね、悩んだ結果、熊野修験、瀞峡、そして田辺の里海を選んだ。
その3つを巡ることで見えてきたのは、さまざまな繋がり。
山、川、海、里。そして、人と人。
それらの土地の歴史に触れつつ、それを未来に繋いで行くために、いまなにが必要なのかを探る旅へ。

  • 案内人
  • 髙木 智英 / 東 達也 / 山西 秀明
  • 案内地
  • 吉野熊野国立公園

01 いと深き信仰の森へ。

撮影 木本 日菜乃

櫻井 卓

People

青岸渡寺副住職
髙木智英さん

天台宗・青岸渡寺の副住職にくわえ、補陀洛山寺の住職も兼務している。くわえて熊野修験大先達でもある。今回訪れた那智の山は幼少期の遊び場。大学のときに一度熊野を離れ、天台宗の総本山である比叡山延暦寺で修行したのち、再び熊野に戻ってきた。瀞ホテルの東さんとは高校の同級生。

瀞ホテルオーナー
東 達也さん

瀞ホテルの4代目。旅館としては2004年に廃業しているが、現在は喫茶・食堂やアクティビティーの提供のほか、展示なども積極的におこないギャラリー的な要素も持っている。生まれ育ったのもこの瀞ホテル。大学卒業後はアパレル関係の仕事に就くが、瀞ホテル再興のために帰郷。

ヒロメラボ
山西秀明さん

美味しいヒロメを広める活動の他に、名刺の肩書きには「天神崎の自然を大切にする会」「和歌山県環境学習アドバイザー」「和歌山県自然公園指導員」「田辺市観光協会 理事」「田辺商工会議所青年部 理事」とずらり。頼まれたら断れない、人の良さが見て取れる。

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