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利尻礼文サロベツ国立公園 2023.09.01(金) - 09.03(日) 田中陽希と巡る「利尻山」/「サロベツ原野」 3日間 Adventure on "Mt. Rishiri" / "Sarobetsu Plain"

ツアーの詳細を見る (2024年度の募集は終了しました)
Overview

山岳・お花畑・湿原など変化に富んだ景観を誇り日本最北に位置する利尻礼文サロベツ国立公園。今回はグレートトラバースでお馴染みのアドベンチャーレーサー・田中陽希さんと全国から集まったゲストと共に、北辺の日本百名山「利尻山」の登頂と、日本一の高層湿原「サロベツ原野」のハイキングを通して、国立公園が抱える課題や自然を守ることとそこに住む人々の生活との共存など保護と利用について向き合える旅となりました。

Schedule
1日目
発着 稚内空港 集合
食事 夕食
宿泊 ホテル利尻
  • 稚内空港 バス 稚内港 (16:40発) 船 利尻・鴛泊 田中陽希さんのトークイベント(LIVE配信予定)
2日目
発着
食事 朝食・昼食・夕食
宿泊 ホテル利尻
  • 早朝、送迎車にて利尻北麓野営場(利尻山三合目登山口)へ。
  • 三合目(224m)→甘露泉→長官山(1218m)→避難小屋→沓形コース分岐→利尻山(1719m)→長官山→甘露泉→三合目  (歩行時間:約9時間)
  • 三合目から送迎車にて沓形のホテル利尻へ。
3日目
発着 稚内空港 解散
食事 朝食・昼食・
宿泊
  • 船 稚内港 (10:05着)
  • サロベツ湿原散策 1430解散

Daily Digest

2023.09.01 (fri)

曇り (22℃ / 17℃)

当日の服装

9月上旬だが北海道最北端というイメージである程度の寒さを想定していたが、カットソー1枚でも十分だった。フェリーや車での移動も多く、着脱しやすいウェアが適していた。

15:00 稚内空港、稚内港にて集合、利尻島へ出発

旅の始まりは、航空定期便が就航する空港としては日本最北端の稚内空港。
田中陽希さんの登場に全国から集まったゲストの顔がほころぶ。 利尻島へのフェリーに乗り換えるためそこから車で稚内港へ。
港にはたくさんの漁船が停泊しており、ホタテ貝やウニなどが水揚げされるとのこと。 フェリーに乗り込み2時間弱の船旅で利尻島を目指す。

デッキに出ると特徴的な独立峰が、時計を見ずとも利尻島までの到着時間を教えてくれる。
その姿はまさに海上に浮かぶ富士。日本百名山の深田久弥氏が讃えるのも当然だろう。
まだ心地よい海風に吹かれながら利尻富士を眺めた。

18:00 利尻島へ到着

着港後は車でホテルへ移動。
車窓から常に見える利尻山の山頂は雲の中だが利尻山の圧倒的な姿はずっと見ていて飽きない。
宿に到着後、新鮮な海産物を使った夕食を堪能した後は、田中陽希さんのトークイベントを開催。
利尻山を登った時の思い出やその際のTV番組の撮影時に起きたエピソードなどを交え、大いに盛り上がった。

2023.09.02 (sat)

曇り時々晴れ (15℃ / 8℃)

当日の服装

早朝のため動き出しまではフリースを着用。歩き出すと風もないためベースレイヤー1枚となる。森林限界を超えると、風があるためウインドジャケットやレインウェアを着用。人によっては暑さの感じ方も異なるため自身のレイヤリングスキルが試された。

6:30 利尻山登山スタート

早朝、鴛泊登山口へ。
少し肌寒いが装備は長時間の歩行を考え、ベースレイヤー1枚にとどめ、外来種の侵入を防ぐために靴底を洗ってから、いよいよ登山開始。期待と不安が入り混じる1日がスタートした。
こまめな休憩を挟みつつ、順調に高度を稼ぐも、森林限界を抜けた6合目から傾斜は徐々に増していく。
田中陽希さんは隊列の前後をこまめに移動して、参加者の方たちと話しながらもモチベーションを高めてくれる。 その気遣いが嬉しいがそれが出来る体力があるのは流石アスリートだ。

外来種の進入を防止するために、靴底専用の洗い場がある。しっかりと土を落とし、入山する。 「日本名水百選」に選出されている湧水「甘露泉水」。

11:50 利尻山のトレイルを守る活動

八号目を過ぎたあたりでは近自然工法で自然に馴染む登山づくりをしているトレイルワークスさんが登山道整備をしているところに遭遇。利尻山では上部から流出したスコリアを土嚢袋に詰めて、激しく抉れた補修箇所まで荷揚げをするボランティアを募集しており、田中陽希さんとともに一部の参加者の方たちと参加。 この短い距離で大汗。日々活動しているトレイルワークスさんには頭が下がる。

上部から流出したスコリアを土嚢袋へ入れ、再び上部へ運ぶ。普段も看板を設けて登山者に土嚢袋を運ぶ協力を募っている。 利尻山の厳しい気候条件と崩れやすい地質。そこに利用のインパクトが重なり、登山道整備が追いつかない箇所が出てきている。

全員で利尻山へ登頂!

最後の急登を乗り越え、ついに北峰の山頂に到着。ガスに包まれていたため、視界は悪かったが、みなさんの表情は登り切った達成感と満足感で晴れやかであった。 下山も長い道のりではあったものの、途中で空が晴れ、後方には利尻山頂がくっきりと見え、前方には利尻の街並みや遠く海の向こうに見える礼文島の素晴らしい景色を楽しみながら下ることができた。

参加者全員で無事利尻山登頂!頂上は北峰(1,719m)と南峰(1,721m)に分かれているが、最高峰の南峰への道は崩壊が進み危険なため、一般登山者は北峰を頂上とみなしている。 下山して間もなくすると、ガスが晴れ利尻の山頂を拝むごとができた。海の向こうには礼文島が浮かぶ。

18:20 下山、そしてホテルへ 2日目終了

2023.09.03 (sun)

晴れ(25℃/18℃)

当日の服装

サロベツ湿原は日差しを遮るものがないため、直射日光を浴び体感が気温が高くなった。真夏の服装でも良いほどだが日焼け対策をしっかりとおこなう。ハットにサングラス、唇の日焼けも心配なのでリップで対策。皮膚を露出しない薄手の服装がベストだった。

08:25 利尻島から稚内へ

フェリーに乗り込み昨日の登山を思い出しながら利尻山を眺める。 登頂の満足感に浸りながら利尻島を後にし、稚内港へ戻る。そこから車で日本最大の高層湿原、サロベツ湿原へ移動。

11:15 日本最大の高層湿原 サロベツ湿原

かつては泥炭の採掘地として栄え、現在は国内でも稀有な自然と酪農の共生に取り組むこの場所で、専門ガイドと一緒に綺麗に整備された木道を歩きながら、歴史・植生やサロベツ湿原の特徴、現在行われている保護するための取り組みのレクチャーを受け、ゲストの皆様も真剣に聞き入る。 前日の利尻山での登山道の問題同様に、人と自然との関わり方について改めて考えさせられた。 ツアー終了後は自然センター内で昼食をとり、空港へ。

かつてサロベツ湿原は泥炭(でいたん)の発掘場所であり、今もその名残が残っている。泥炭を掘るための浚渫船(しゅんせつせん)。今は、湿原の保全と活用のあり方を物語る歴史的な遺産となっている。 サロベツ湿原センターから湿原へとのびる一周1kmの木道。バリアフリー対応のため、車椅子やベビーカーでも安心して利用が可能。

14:30 稚内空湖到着、解散

車できた道内からの参加者の方や、延泊をして北海道を巡る方、飛行機に乗ってご自宅に帰る方など、田中陽希さんとの別れを惜しみつつそれぞれの帰路についた。

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